子ども文教常任委員会 報告(2)鵠南小学校等再整備に係る基本構想(案)について(平成30年2月22日)

議会にて

宮戸委員 この報告につきましては、9月、12月の中間報告を経まして今議会において基本構想(案)の報告ということで、ただいま行われておりますけれども、私はこれまでの間、津波から児童や近隣住民の命を守るという視点を欠かすことなく、基本構想の検討を進めるべきと意見をさせていただきました。そういった意味では、工事期間中も含め、十分な避難スペースや避難動線が確保できていることなど、そのような視点で検討を進めていただいた結果が反映されている基本構想(案)であると理解しています。

そのような中、今回は工事中、工事後、また、今後の進め方について幾つか確認させていただきたいと思います。
まず、資料3ページの左側に、工事中のグラウンドスペースについて記載されています。グラウンドは工事ヤードとして使用することは必要不可欠であり、工事期間中に一定の制約が出ることはやむを得ない一方、体育の授業など日常の教育活動にとって重要な場所でもあるとともに、スポーツ少年団などさまざまな団体も活動されている場所であることから、活動スペースの確保に努めるべきと考えますが、見解をまずは伺いたいと思います。

山口学校施設課長 ただいま御質問いただきましたとおり、グラウンドにつきましては、工事期間中、工事ヤードとして活用させていただくため、通常時と比較しますとグラウンドが狭くなってしまいますけれども、工事期間中におきましても、それぞれの段階に応じまして可能な限りグラウンドのスペースの確保の検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。また、そのスペースのほかの場所にはなりますけれども、今後、活動スペースの確保に向けて庁内関係課または活動団体等と調整してまいりたいと考えてございます。

宮戸委員 わかりました。長期間にわたる工事のため、ぜひ調整をお願いしたいと思います。
続いてですけれども、工事完了後には、いよいよ本市初の小学校と保育園の複合施設として運営していくこととなります。他市の事例などをインターネットなどで確認いたしますと、複合化によるソフト面の相乗効果が十分に見込まれるものと認識しております。具体的な検討はこれからだと思いますけれども、現時点で何かお考えがあればその点について伺いたいと思います。

山口学校施設課長 具体的な検討につきましては、今後、教育委員会と子ども青少年部のほうで協議していくことになると考えてございますけれども、小学校と保育園の交流につきましては、複合化によるメリットの一つとして認識してございまして、資料2ページの1階に記載してございますけれども、開放エリアの中に交流の場として活用できる多目的スペースを設けていくことも考えているところでございます。また、その他、諸室の有効活用ですとか、小学校へ円滑に進学できるよう、いわゆる小1プロブレムの解消などにも寄与できるものと考えてございますので、今後、現場職員も含めた中で検討を進めてまいります。

宮戸委員 わかりました。
次に、今確認をさせていただきました想定されるメリットのほかに、複合化により心配される点として、小学校、保育園、双方の活動中の音の問題が挙げられるのではないでしょうか。特に保育園については、今後、お昼寝の時間がある一方、小学校は活動しています。そのような想定される課題について対応策などはどのようにお考えなのか、見解を伺わせてください。

髙田子育て企画課課長補佐 ただいま御指摘をいただきました音の課題につきましては、これまでの間行ってまいりました現場職員等との意見交換の中でも挙げられておりまして、まずは類似の複合施設の現況について、近隣他市へ聞き取りを行っているところでございます。その結果といたしましては、施設面による音の対策等を特段実施していないこと、また、活動中の音の課題は特段生じていないこと、その旨を確認しておりますが、来年度以降の設計作業等において建築技術的に対応できる部分については対応を検討し、小学校、保育園、それぞれの子どもたちにとってよりよい環境となるよう努めてまいりたいと考えております。

宮戸委員 ぜひ対応をしっかり進めていただきたいと思います。複合化のメリットを十分に生かしていただきたいと、検討をお願いしたいと思います。
それでは、最後なのですけれども、来年度から設計業務に着手する旨の報告がありましたが、この施設は学校機能のみならず、地域の津波避難施設、また、初めての小学校、保育園の複合化施設でもあるため、非常に地域住民の関心が高いと感じております。ついては、来年度以降も地域住民に対し、きちんと情報提供をいただきながら、よりよい施設となるよう検討を進めていただきたいと考えておりますが、見解を伺います。

山口学校施設課長 今年度御報告させていただいております基本構想策定に当たりましては、学校及び保育園の保護者を初めといたしまして、地域住民、また、現場職員とも意見交換を重ねる中で、適宜基本構想へ反映を図りながら進めてきたものでございます。今後につきましては、本基本構想をベースに設計を進めていく中で、進捗状況に応じまして、市議会を含め、保護者、地域住民へ情報提供を図り、御意見をいただきながら、よりよい施設になるように努めてまいりたいと考えてございます。