行政改革等特別委員会質疑(平成29年11月22日)

宮戸光 委員 それでは、私からは「資料4 61ページ」に記載されている個別課題「公立保育所再整備手法の検討」について、いくつか伺わせていただきたいと存じます。
課題概要などに「老朽化が進んでいる公立保育所について、より効率的かつ効果的な整備手法を検討する」と記載されておりますが、これは現在の整備手法に何かしらの課題があったため、このような検討をすることに至ったと推察されます。

よって、まずは現状の整備手法において、どのような課題があると認識しているのか、お伺い致します。

答弁 公立保育所として、直近に再整備を行いました「しぶやがはら保育園」の総事業費や整備期間と、市内法人立保育所の再整備事例や、本市と同様の課題を抱えている他市状況を比較しますと、総じて「低コスト」かつ早期に事業を完了している実態が把握できました。

このことから、現状の整備手法における課題につきましては、「総事業費」及び「整備期間」と認識しております。

宮戸光 委員 では、そのような課題を踏まえ、これまでの間どのような検討を進めてきたのか、またまだ結論に至っていないかもしれませんが、現時点において具体的にどのような手法を想定されているのか、お伺い致します。

答弁 先ほどの課題を踏まえまして、「事業費や整備期間の縮減」はもとより、公共施設としての質を一定程度確保するなどの観点も含めまして、これまでの間、関係各課とともに様々な手法について比較検討を進めてまいりました。

その結果、現時点におきましては「設計と施工を一括発注した建物をリースする再整備手法の採用を想定しているところです。

宮戸光 委員 次に、今ご答弁の「設計と施工を一括発注した建物をリースする」手法を導入することにより、事業費や整備期間など、どの程度の縮減を見込んでいるのか、お伺い致します。

答弁 事業費や整備期間についての縮減の見込みにつきましては、現時点における概算となりますが、従来手法と比較し、総事業費につきましては2億円程度、整備期間については1年程度の縮減を見込んでいるところです。

宮戸光 委員 結論までには至っていない中とはいえ、事業費や整備期間について成果が期待できるとのことでした。
このような取組みは、行財政改革の本旨であり、保育所の整備にとどめることなく、全庁的に検討し、広げていくべきと考えます。

ついては、今後の展開について市の見解を伺います。

答弁 委員からありましたように、「厳しさを増していく財政見通し」の中では、このような取組みを進めることは行財政改革推進室としても大変重要なことと認識しております。
つきましては、まずは早期にこの個別課題としての方向性を定めるとともに、公立保育所の再整備に反映してまいりたいと考えております。

そのうえで、市として初めての取組みであることも踏まえまして、検証作業はさせていただきますが、公共施設としての質を一定程度確保し、コスト縮減等につながることが明確になった段階におきまして、他の公共施設への反映についても検討を進めてまいりたいと考えております。