総務常任委員会 市民ギャラリー移転計画中止を求める陳情への討論(平成24年6月14日)

◆宮戸光 委員 陳情23第44号市民ギャラリー移転計画中止を求める陳情について自由松風会の討論を行います。

まず、この市民ギャラリーの移転先であるアーバンライフサポートプラザ事業については、我が会派、そして他会派からも一般質問や、また、予算、決算等で数多く質疑がなされました。この間いろいろございましたけれども、市当局のほうで見解が二転三転しているような状況が前市政の中で数々見受けられた。この点についてもさまざま指摘をさせていただきました。

特に平成20年、まず初めにあのときにコンペがございました。その際にはEDIグループというところがその権利を取得しながら進めていたわけでございますが、急遽、附帯条件なるものが出てきて、そしていつしか方向転換がなされてしまった。その結果、再度コンペが行われるような状況に陥ったと。また、当初の計画では、このアーバンライフサポートプラザ事業についてですが、3つのコア機能を生かした形で市の中で知・遊・育、こういったものを進めていくのだ、そして、民間企業に一たん貸し出しを行い、それを民間企業に再度貸し出しを行う。そういうふうな状況であったわけで、しかしながら、いつしかそれが市役所の機能が入っていくような形になっていく。こういう形で変更がなされたわけでございます。

そうしますと、当然、公社が市本体に貸せば、本来かからない、発生しないであろう公租公課、いわゆる税金も民間企業が借りることになれば、またそこは発生いたしますし、そしてまた、今回陳情のこの文章にも書いてありますが、市民文化機能スペース、これもアビリティーホールということで、いろいろと何が何だかわからない、どういう状況なのか、そういった質疑にも全くお答えになっていただけないような状況があって、陳情者がおっしゃることも十分理解できるのかなと思います。

そんな中で、先ほど冒頭に市当局側から、今回、結論保留だったものを、いろいろ利用者の方々、御意見を聞く中で、今回この移転については中止を行う。これは賢明な判断であるのかなというふうに思っております。大変評価をするところでございます。陳情者がおっしゃっていらっしゃる議会軽視、市民無視、政策決定過程を示さないのは不当であるのでという、私は陳情者に聞いたわけではございませんが、これは現市政ではなく前市政に対して思われていることなのかなというふうにも理解が、今までの市のこの事業に関する説明、そういった状況を判断する中で、そのように感じ取っているわけでございます。

るる述べさせていただきましたけれども、市側のほうではっきりと移転計画を中止という判断を、今回賢明な判断をしていただきましたので、本陳情については趣旨了承とさせていただきます。