一般質問(平成22年12月10日)要旨1「市長就任以来の各施策,各事業又それに伴う問題・課題について」 件名1「市長の政治姿勢について」

◆16番(宮戸光 議員) 皆さん、こんにちは。自由松風会の一員として、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 要旨1「市長就任以来の各施策,各事業又それに伴う問題・課題について」を質問させていただきます。
 件名1「市長の政治姿勢について」
海老根市長就任以来、さまざまな事業、施策があるわけでございますけれども、これだけは聞いておきたい、そんなことで幾つかに絞らせていただきまして、質問をさせていただきたいと思います。
まずは、70周年記念事業といたしまして、藤沢検定についてでございます。

議会にて

資料1

この検定につきましては、私も昨年の12月に一般質問をさせていただきまして、そして、その必要性については幾度となくお尋ねした中で、第1回目の検定を行うということについては大変うれしく思っております、このように昨年の12月の一般質問で発言させていただきました。そして、藤沢検定公式ガイドブックができたわけでございますけれども、これです。(資料を提示1)

これができたわけでございます。これができたんですけれども、ちょっと大きく拡大させていただきましたので、こんなものなんですけれども、これが表紙になります。(資料を提示)ここには、ちょっと見づらいんですが、下のほうに、こちらのほうですけれども、「後援・公認:藤沢市・藤沢市教育委員会」ということで書いてあるわけです。こういったものがあるわけでございます。
そして、ページをめくりますと、この中にですね、冒頭に市長のこういったごあいさつが書いてあるわけです。(資料を提示)

議会にて

資料1拡大版を提示

こういう形のものが書いてあるわけです。この中に、この藤沢検定の実施に当たって、藤沢市長海老根靖典ということで、地域の歴史、自然、文化、産業、こういったものを発信することで藤沢の魅力を再発見していただくことを目的にしていますと。表情豊かな藤沢の姿を知っていただきということで、大変私も昨年12月は同感しておりましたので、すばらしいものだなというふうに昨年は思っておりました。これがだれからも親しまれる検定となるよう期待いたしますとともにということで、受検者の皆さんの御検討をお祈りいたします、こんなことが書かれているわけでございます。
市が後援、公認を行ったものについて、一体市民はこれを見てどういうふうに思っていらっしゃるのかということなんです。そして、発刊後、実は多くの不手際があったわけでございまして、市の冠がつく後援、公認ということですので、もっと慎重に行うべきではなかったのかなというふうに思うんですが、まずは市長の見解を伺います。

◎市長室長(松久雅治) 公式ガイドにつきましては、一般社団法人リベラルアーツ推進協会、通称LALA(ララ)から提案を受けて、市がその趣旨に賛同し内容を認めたことから後援、公認をしているものでございます。そのことから、市民の皆様は、この公式ガイドを信頼性のあるものと理解していると考えております。また、市としても公式ガイドの校正に協力してきたところでございますけれども、結果的には不十分な内容となったものでございます。

◆16番(宮戸光 議員) 後援、公認をしているものでございますということですが、後援、公認という意味と立場、これはどのように考えていらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。

◎市長室長(松久雅治) 後援につきましては、市がその趣旨に賛同し、一定の基準に基づいて後援の名義のみ使用させるものでございます。また、公認につきましては、市に一定の基準や制度はございませんけれども、地域の歴史、自然、文化、産業、地理、暮らしなどの情報を世界に向けて発信することで藤沢の魅力を再発見していただくことを目的にしており、市としてはその趣旨に賛同する事業であるため、公認をすることとなったものでございます。

◆16番(宮戸光 議員) ちょっとこちらをまたごらんいただきたいと思いますけれども、これは昨年の12月の定例会以後、本年1月にできた議会だよりでございます。(資料を提示)

議会にて

資料2

この中で「市制施行70周年事業として支援 (仮称)藤沢検定 幅広く藤沢についての知識を測る」ということで、これは私が質問をして、答弁を市長がしていただいたんですけれども、そこをちょっと。市としてはその実現性に向け、側面的支援を行って、市はどういう姿勢なのかということに対して、市としては、その実現性に向け、側面的な支援を行っている。藤沢という冠がつくことで、藤沢のイメージを損なわない検定となるようしっかり支援してほしいということで私は質問させていただきました。お答えとして、藤沢のイメージが図られるよう、その企画、運営段階において、しっかりと側面的な支援を行っていきたいということで、このように言われております。
こういったことで、校正の段階でのチェックをなされたんでしょうか。そしてまた、これには書いていませんが、一般質問の中で、人材紹介にはどのような方を想定しているのでしょうかということもお聞きしました。人材の紹介は行われたのか、これもあわせてお聞かせをいただきたいと思います。

◎市長室長(松久雅治) 本年5月から、LALAが作成した公式ガイドの原稿を庁内各課で校正を分担し、相当箇所の修正を行いました。しかし、最終的には誤りが存在し、内容の校正が不十分な状態となってしまったものでございます。また、問題の作成に関しての人材紹介につきましては、LALAからの要請がなかったため、紹介するには至りませんでしたので、お願いします。

◆16番(宮戸光 議員) 今、御答弁でも、校正の内容が不十分だというふうなことで、本年5月から校正を庁内担当各課でやったということでございますけれども、地域の歴史、自然、文化、産業、地理、暮らしなどの情報を世界に向けて発信する、こんなお言葉もあったわけでございますけれども、非常に間違いが多くあり過ぎたということでございまして、例えば、都が奈良に定められ平安時代が始まるとか、これはもう小学生の勉強するようなことだと思います。そしてまた、本市の名誉市民については14人いるはずだと思いますが、4人しか明記されていない。元葉山市長であるですとか、それからまた金子小一郎元市長、こういう名前も書いていないということで、岡崎洋前県知事も書いていなかった。また、烏森神社が鳥森神社になっていたり、皇大神宮が村岡や藤沢地区にあるというようなことであったりとか、また、白旗神社については長後、湘南台らの地区にあるというふうなことで、非常に間違いが多いです。衆議院の院の字が、病院の院ではなくて会員の員であったりです。この公式ガイドブックというのは国会図書館にも行くようなことらしいので、非常にそういった部分では、ある意味藤沢の恥をさらしてしまうのかなという部分で、間違えるということについてです。
また、皇室の名前も間違えている。これは大変失礼な話というか、あってはならないことだというふうに思いますけれども、相模の国が相武の国、ソウブの国みたいになっていたり、羽鳥地区の耕余塾なんかでは鳥羽学校ということになっていたり、これ以外も含めて130カ所近く間違いがあるんです。ガイドブックは170ページぐらいだったと思いますけれども、大体1.3ページに1カ所誤りがあるというふうなことになるわけなんです。だれでも間違いはありますけれども、5月から校正をされていて、そしてできばえがこんなような状況になってしまって、大変これはお粗末だと思うんです。校正をしっかりとおやりになったのか大きな疑問を抱くわけでございます。
そこで質問なんですが、この事態になった責任はどちらにあるんでしょうか。LALAか市か、市長の見解を伺います。

◎市長室長(松久雅治) このような事態になった責任につきましては、公式ガイドの編著者としてのLALAの責任と、そして、公認したにもかかわらず校正が十分でなかった市の双方にあると考えております。

◆16番(宮戸光 議員) また市長さんの御答弁じゃなくて室長さんだったんですけれども、次に、市長の言う内部統制、これはマニフェストにも書かれているわけでございまして、これがとれていないのかなというふうに思うんです。組織として行っているので、庁内一担当者とかの責任ではないと思います。市長の見解を伺います。

◎市長室長(松久雅治) 一般質問で、その企画、運営段階におきまして、しっかりとした側面的な支援をさせていただきたいと考えておりますとお答えをさせていただきましたように、昨年7月21日にLALAから提案を受けて以来、打ち合わせを重ね、企画段階においても協力をしてまいりました。しかし、公式ガイドに間違いが生じてしまったことは事実でございます。今後は、複数の課にわたる業務につきまして、部門間の確認、調整を行い、より一層確実な事務執行に努めてまいりたいと考えております。

◆16番(宮戸光 議員) 先ほどもこれをお見せしましたけれども、その企画、運営段階において、しっかりと側面的な支援をしていきたい、こう言っているわけです。直接市長がです。(資料を提示)あのときの意気込みはどこに行っちゃったのかなと思うわけです、ある意味。今も市長さんではなくて室長さんからの御答弁だったわけでございます。
ミスの発生を組織的に防止するとの観点からは、内部統制に重大な欠陥があったのではないかというふうに思うわけでございます。
(傍聴席で発言する者あり)
自浄能力のなさを露呈したのかなというふうに思うわけでもございます。
質問を続けますけれども、これは実は昨日の夕刊、毎日新聞の社会面、全国版だそうでございまして、これだけ大きく取り上げられてしまった。(資料3を提示)

議会にて

資料3

そして、昨晩のNHKなんかでも夜のニュースで報道がされた。こういったことが社会的に大きな問題になってしまっている。また、先般、読売新聞でも取り上げられましたし、そんなことで非常にこの社会的な責任というものは非常に重いというふうに思うわけです。ここには市職員半年かけ校正ということですから、職員の方々にしてみれば、一生懸命やっている方がたくさんいらっしゃるわけですよね。そういう方々にも、やはり今回のこのてんまつは大変失礼なのかな。また、多くの市民の方々も期待した。そういう方々にも失礼なのかな。当然、我々議員もこの件について、議員がもっとしっかりしないからこういうことが起きるのではないか、このようにも言われてしまったりする。もちろん市当局にしてもそうだと思います。
そんなことで、この公式ガイドブック、こちらのほうです。(資料を提示)これを購入した方々、また、この公式ガイドの中で、先ほどは幾つか御紹介しましたが、それ以外にもたくさんの神社仏閣、そして団体、個人、こういった方々に御迷惑をおかけしたわけでございます。これはやっぱりしっかりと謝罪を、御迷惑をかけたという気持ちでもって、まずは謝罪をするべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。そしてまた、この購入者が多く誤った内容のことを勉強してしまう可能性があるわけでございますから、いち早くこれを回収することも必要だと思いますので、それには広報紙またはホームページ、ケーブルテレビやミニコミ誌、こういったものによる謝罪も必要なのかなというふうに考えますが、ここは市長の見解を伺いたいと思います。

◎副市長(新井信行) 公式ガイドを購入された方々、また、誤った情報を掲載されている皆様、大変御迷惑をおかけいたしました。今後の対応につきましては、正誤表の送付を含めまして、LALAと対応を協議してまいりたいと考えております。周知方法につきましては、市のホームページや広報、LALAの藤沢検定ホームページ等に掲載をしてまいりたいと考えております。
今回の検定に当たりましては、市長のもとで全庁的に事務を統括する立場にある者として十分なチェック機能が果たせなかった。結果的に、市民の皆様初め関係者の方々に多大な御迷惑をおかけいたしたことに対しましてはおわびを申し上げたいと存じます。私たちが今後どう事務事業を遂行するかということでございますけれども、全職員今回の反省に立って、このようなことを二度と起こさないよう、日常的な業務の遂行に当たりまして、適正化、また職務遂行に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

◆16番(宮戸光 議員) 今、全庁的に事務を統括するということで副市長から御答弁があったわけでございますけれども、副市長は市長の任命を受けて行っている特別職の方でありますが、今回のこの件というのは、海老根市長がみずから70周年記念の中で、私も実は相当これに期待をしていたんです。だからこういうことも言わざるを得ないのかなというふうに思うわけなんですけれども、ここは市長みずからお言葉をちょっといただきたいと思いますので、お願いいたします。

◎副市長(新井信行) 役不足だということは十分承知しております。ただ、ただいま申し上げましたように、今回のこの事務執行に当たりましては、全庁的に事務を統括する責任のある立場にある者として大変適正を欠いた形、結果的には市民の皆様方に御迷惑をおかけしたわけでございます。今後これらを教訓に、全職員一丸となって適正な事務執行に努めてまいりたいと。
再三申し上げて恐縮でございますけれども、私は、市長より、全庁的な事務の円滑な執行、適正な執行の任をいただいておるわけでございますので、そういう意味から、統括する立場にあった私自身が適正なチェック機能を果たせなかったということに対しては、心からおわび申し上げたいと思います。

◆16番(宮戸光 議員) またまたまた副市長さんからです。副市長さんのお気持ちも十二分に今お聞きしましたけれども、それでは、今後の公式ガイドの取り扱いについてでございますけれども、書店での販売についてどう考えていらっしゃるんでしょうか。店頭陳列はまだあるんでしょうか。お尋ねいたします。

◎市長室長(松久雅治) 公式ガイドの書店での販売につきましては、LALAに対して書店での販売の一時自粛をする中で、11月22日に販売中止となったものでございます。店頭陳列につきましては、前回11月19日と20日に市内の書店に出向いて確認をさせていただき、それから、本日さらに市内の書店のほうへ在庫と陳列の確認をさせていただいております。今現在のところでは、17店中17店、店頭陳列がないという状況になっておりますので、お願いします。

◆16番(宮戸光 議員) 店頭陳列が、これは11月22日に販売中止ということですよね。それで、たしか、非公式な会議ではありますけれども、11月26日の代表者会議の中で、もう販売しないというような報告を受けておりまして、今の御答弁で、まだこれは販売しているんでしょうか。どうなんでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。

◎市長室長(松久雅治) 本の販売につきましては、LALA側、それから出版社の長崎出版については、本屋から本がなくなった時点で、増刷の依頼があった場合は、もう販売中止をしているので販売しないという状況にしているということを確認しております。

◆16番(宮戸光 議員) 増刷があった場合には販売はしない。今現状ではどういう状況になっているんですか。これは誤ったものが販売されるという、先ほども双方にミスがあったというお話だったじゃないですか。なので、店頭陳列、こういったものを、やはりお客さん、市民の方々が書店に行って買うおそれがあるわけです。そういった観点から、店頭陳列について、販売について、もう一度お答えしてください。

◎市長室長(松久雅治) 店頭陳列につきましては、こちらのほうからその内容の確認に行ったときに、お願いできるところにつきましては本の自粛をお願いしているところです。ただ、本の販売につきましては、本の商習慣から、流通しているすべてをコントロールすることは難しいと。このような中で、11月22日にLALAにおいて販売を中止し、出版社の理解を得ているところですので、よろしくお願いいたします。

◆16番(宮戸光 議員) 何かよくわからないんですけれども、市内の書店に置いてあるんですか。どうなんですか。

◎市長室長(松久雅治) 市内の書店につきましては、先ほどちょっと申し上げましたけれども、きょう確認をしておりまして、17店確認をしておりまして、17店中17店には陳列がなかったというような、今、中間報告ということになりますけれども、以上です。

◆16番(宮戸光 議員) 11月22日にしつこいようですけれども、販売を中止にした。議会には11月26日の代表者会議で話があった。そして、今確認しているんですか。17店中17店には置いていないというような御答弁だったですよね。そういうことなんですか。

◎市長室長(松久雅治) 本の確認については、11月19日と20日、それから直近で本日、その在庫と陳列状況を確認させていただきました。17店舗確認をしたところ、17店については店頭に陳列がされていなかったというような状況です。

◆16番(宮戸光 議員) 17店というのはすべてのお店なんですか。どうなんですか。

◎市長室長(松久雅治) 市内には28店舗ございます。今、途中経過で17店舗中17店を確認させていただきましたら、その17店には陳列がされていなかったと。

◆16番(宮戸光 議員) 28店あるんですよね。今のお答えだと、今17店やっていて、でも、販売中止になったのは11月22日ですよ。もう何週間もたっている。どういうことなんですか、これは。その間一体何をやっていたんでしょうかね。では、28店17店ということで、差し引き11店舗はまだ行われていないということですか。

◎市長室長(松久雅治) 本日、そこのところについては調査をしている段階で、今調査がわかっている段階でお話をさせていただきましたけれども、17店調査をさせていただきましたら、28店舗中17店の調査の段階で、17店は陳列されていないということが確認できている。あと残りについては、まだ今確認中ということでございます。

◆16番(宮戸光 議員) 代表者会議は非公式の会議ですけれども、11月26日にもう販売中止で置いていないというようなお話もあったようですけれども、これはどういうことなんですか。今11店舗まだ残っている、確認中だとかというお話だったですけれども、そこらについてはどう考えていらっしゃるんですか。

◎市長室長(松久雅治) 11月19日以降調べさせてはいただいているんですけれども、今の段階で確認しますと、28店舗ございますけれども、きょう調べている中では、17店の中では陳列がされていない。あと11店舗については、今後の調査の中でそこのところを確認させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

◆16番(宮戸光 議員) 先ほども申し上げましたけれども、代表者会議の中でそういうふうな話があって、その前にはLALAと協議して、11月22日に販売を中止したということじゃないですか。販売中止。これ販売中止というのはどういうことなんですか。それだったら、回収とか廃刊のことなのか、ちょっとお聞かせください。

◎市長室長(松久雅治) 本の販売については、11月22日にLALAのほうから販売中止ということで確認をとっております。そういうことでは、この時点で本の販売は中止になっているというふうに理解しております。

◆16番(宮戸光 議員) では、ちょっとおかしいじゃないですか。今の御答弁だったら、販売中止、置いていないということを今言われているわけじゃないですか。それでもまだ置いてあるということを言ってみたり、でも、17店については確認済み、残りの11店についてはこれからだということじゃないですか。答弁がちょっと矛盾しているんじゃないですか。そこら辺のところは。きちっとやってください、きちっと。

◎市長室長(松久雅治) 申しわけございません。11月22日にLALAのほうから本の販売中止ということで、販売は中止になっておりますけれども、それ以降、本日また確認させていただいて、店頭のほうに並んでいるかどうか念のために確認をさせていただくということで本日確認をとっているわけでございますので、よろしくお願いいたします。

◆16番(宮戸光 議員) 本日念のために確認をとっているということで、念のためということは、以前確認をとったときはなかったということなんでしょうか。御答弁してください。

◎市長室長(松久雅治) 11月19日と20日に市内の書店に出向きましたら、そのときは店頭に並んでおりませんでした。

◆16番(宮戸光 議員) そうしますと、11月19日、20日のときには店頭に行って確認をした。そのときはありませんでしたということですよね。市内の店舗には、きのうはまではないと。それで、きょう確認のためにということで今御答弁がありましたけれども、そういうことですか。

◎市長室長(松久雅治) 11月22日にLALAのほうから販売中止となったということで、念のため、本日、書店のほうへ陳列されているかどうか確認させていただきました。

◆16番(宮戸光 議員) 昨晩、市内の書店に、店舗に我が自由松風会議員5人で市内の店舗を回ってみました。そうしましたら、まだ陳列されているんですね。私どもも確認のために回らせてもらいました。今の御答弁と全く異なるわけなんですが、これは一体どういうことなのでしょうか。
ここで議長に議事進行について、私ども自由松風会が調査した事実と今の答弁が全く異なり、次の質問に入ることができません。この件に関して議長にお取り計らいいただきたいと思います。

○議長(山口幸雄 議員) とりあえず休憩をいたします。

                午前11時24分 休憩

                午後4時20分 再開

○議長(山口幸雄 議員) 会議を再開いたします。
お諮りいたします。議事の都合により、あらかじめ会議時間を延長したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山口幸雄 議員) 御異議がありませんので、会議時間を延長することに決定いたしました。
休憩前の宮戸議員の議事進行に対して、市側から発言を求められておりますので、これを許します。新井副市長。

◎副市長(新井信行) このたびの藤沢検定に当たりまして、最初に事実経過について御説明をさせていただきたいと思います。
10月4日に藤沢検定の内容についての間違いが発覚したため、翌日、LALAに販売の一時中止を依頼したところでございます。その後、LALAに対しましては、本の販売中止を再三要請してまいりました。その結果、11月22日にLALAより本の販売中止の連絡を受けたところでございます。また、LALAから長崎出版に対し販売中止を要請した結果、了解がされたという事実でございます。
なお、11月15日の代表者会議で本が書店にある旨の指摘を受けましたので、11月19日、20日の2日間にわたりまして、12店舗の書店に出向き調査を行いました。その結果、4店舗15冊が陳列されておりましたので、回収をしたところでございます。また、同日の代表者会議で、本来、本の販売につきましては出版権者にあり、今後、差しとめをしていくことは、出版の自由から大変難しい状況にある旨代表者会議で説明をさせていただきました。流通経路に乗っているものについては回収不能ということで御説明をさせていただきました。現在、市内店舗に確認したところ、3店舗で9冊が確認されましたことから、これらは回収をさせていただきます。今後、仮に在庫等が新たに、仮に確認された場合は、LALAに回収を依頼してまいります。
また、11月26日の代表者会議で、市長室長より、全部回って、置いてあるところから回収済みの旨の説明をさせていただきましたが、これは、担当者から市長室長に、12店舗すべて回ってきました旨の報告があったことから、市長室長としては全部回ったという理解をしてしまったところで、組織内のそごによるもので、説明内容について言葉足らずであった旨おわびを申し上げるところでございます。
また、先ほど市内書店28店舗と御説明をさせていただきましたが、23店舗の間違いでございました。訂正をさせていただきます。申しわけございません。
このたびの藤沢検定に際しましては、先ほどもおわび申し上げましたが、市長のもとで全庁的な事務事業を統括する立場にある者といたしまして、十分なチェック機能を果たすことができませんでした。結果的に市民の皆様、また関係者の方々に多大な御迷惑をおかけいたしました。心よりおわびを申し上げます。今後、今回の反省に立って、このようなことを二度と起こさないよう職員全員が心して職務遂行に心がけてまいります。どうぞよろしくお願いします。申しわけございませんでした。

◆16番(宮戸光 議員) 今いろいろとお話がございまして、私も昨日、書店に回らさせて、会派の議員とともに、ちゃんと領収書もこうして購入させていただきました。(資料を提示)時間も入っていますので、改めてちゃんとチェックをさせていただきましたということだけは述べさせていただきたいというふうに思います。
今回この検定において、こういった形で、藤沢市並びに藤沢市教育委員会ということで、私も昨年の12月のときには、これは大変すばらしいことだなという意味で、ある意味応援の弁も込めながら質問をさせていただいたわけでございます。しかしながら、こういった形で起こってしまった。先ほど副市長のほうからお話がございました。細かいところ、店舗数だとかいろいろ今お話しいただきましたけれども、これは今後の話でございますけれども、10月の上旬に1回検定を行ったわけでございまして、今後まだ検定を行うのかという部分なんですが。12月からとのお話もありますが、そのあたりについてお尋ねいたします。

◎市長室長(松久雅治) 検定試験につきましては、公式ガイドの修正版を参考資料といたしまして受検者にインターネットで閲覧できるような形にした上で、12月の上旬から再開をさせていただいております。

◆16番(宮戸光 議員) 今、再開をしておりますということなんですが、非常にこれはどうなのかなと。再開することについては、これは主催者側は市ではございませんので。しかしながら、問題は、後援、公認をしている市で、今お話しさせていただきましたけれども、ここにも後援、公認ということで書いてあるわけですよね。(資料を提示)こういったところについて、ある意味誤解を招くおそれも当然あるわけでございまして、今回の大事故に際しましてどこに問題があったのか、これは精査していかなければいけない。二度とこういった過ちを犯さないということで、そういう姿勢から原因を突きとめなければいけないということでもあるのかなというふうに思うわけでございます。再開ということでございますけれども、やはり今、ホームページ上でインターネットで閲覧できるようにした上でということで、その参考資料としてはインターネットに出てるのかなというふうに思うんですが、こういったことについて大変懸念をしているところもございます。
次に、私は、この一般質問に当たりまして、先ほども休憩前にお話しさせていただきましたけれども、今後の検定については状況を見守ってまいりたいというような御答弁が昨年あったわけでございます。今後もこういった形で後援していくのか、公認をずっと続けていくのか、また、ホームページなんかで掲載させていくというふうな方針であるのか、そのあたりについて市長に見解を伺いたいと思います。

◎市長(海老根靖典) ことしは市制施行70周年を迎えまして、将来につなぐさまざまな施策に取り組んでいるところでもあります。藤沢検定はその一つとして、地域の歴史、文化、自然、産業、地理、暮らしなどの情報を世界に向けて発信し、藤沢の魅力を再発見していただくということを目的にしておるところでもあります。これまで藤沢に縁のなかった方々には、表情豊かな藤沢の素顔を知っていただく。市民の皆様や藤沢ファンの方々には、愛着を一層広めていただきたい、深めていただきたいと願っておるところでもあります。
この検定の実施に当たりましては、提案のあったLALAが主催、実施をし、市民力、地域力が存分に発揮されることを尊重したところでもありますが、市として市民力、地域力が発揮できる藤沢検定の趣旨に賛同をしておりますので、今後も公認、後援は継続し、しっかりとした側面的支援を行っていきたいと思っております。
ただし、今後このようなことが二度と起きないよう、私も含めまして、職員一人一人がこれを認識させていただき、また、組織的にもこのような事業を行うにふさわしい体制づくりについて見直しをしていきたい。後援、公認のあり方を含めまして、適正な事務執行に努めていきたいというふうに思っております。今回の失敗を糧にしまして、将来にぜひ生かしていきたいというふうに思っております。ホームページ等の掲載につきましては、事業周知の一つの手段として今後も慎重に継続をしてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

◆16番(宮戸光 議員) この事業の趣旨、地域の歴史、自然、文化、産業というようなこと、これは昨年も質問の中で、私もいいのではないのかなというふうに申し上げたところでございますが、今、公認、後援を継続するという話がありましたけれども、先ほども述べましたけれども、そういう段階には今現在ないのかなというふうに思うところもあるんです。それはなぜかというと、今こちらをごらんいただければ、昨日の先ほどもお見せしましたが、大きく取り上げられている。(資料を提示)また、NHKのニュースにも報道がなされてしまったということでございまして、ある意味大きな社会問題が発生してしまったと、藤沢の本当にぶざまな姿をさらしてしまったのかなというふうに思うわけです。市職員が半年かけ校正した、こういったことによる市民からの藤沢市に対しての信用失墜ということで、これがなぜ起きてしまったのかということで、市長からも今御答弁がありました。こういったところにはしっかりとした形で進めていただきたかったわけでございます。
このことについてもう一度ちょっとお尋ねしますけれども、ある意味、例えば調査検討委員会とか、こういった外部組織で行うのか。そこはいろいろとあるのかもしれませんが、なぜこういう形で起きてしまったのか。もちろん議会にも報告していただきたいと思いますし、やはりそういったことで市民サービスの向上につなげていただきたいと思うわけでございますが、いま一度市長のそのあたりの意気込みというんでしょうか、そういった部分についてお伺いしたいと思います。

◎市長(海老根靖典) 先ほど申し上げましたとおり、今後このようなことが二度と起きないよう、公認、後援のあり方も含めて、組織のあり方、また、こういった事業にふさわしい体制なりやり方なりをぜひ見直しさせていただく。そして、今後、やっぱりこれではだめだということで、市民の皆さんからのいろんな提案、受け入れられないということではなくて、将来への糧にしていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。

◆16番(宮戸光 議員) まず、私は、ちょっと端的に申し上げれば、こういったことがいろんな事業、施策の中でも起きていないのかなというふうに心配するところもあるわけです。やはりしっかりと、なぜ起きてしまったのかということで調査検討委員会、こういうものを立ち上げて、そして、大きな社会問題になっているわけでございますから、しっかりとそういったところを、委員会を立ち上げるのか立ち上げないのか、そこらあたりについてもう一度お尋ねをしたいと思います。市長はトップマネジメントで、いつもいつも一生懸命やっている姿を私も拝察させていただいております。ですので、こういったことについて、事のてんまつについてしっかりと行える、こういう部分が必要だと思うんです。やっぱりこういったところがないと、職員の方々も、なぜこれが起きてしまったのかというふうなことで、しっかりとした形で市長がそこは音頭をとってやっていくんだというようなことをお尋ねいたします。

◎副市長(新井信行) 先ほどもおわびしたところでございますけれども、今回このようなことがなぜ起きてしまったのか。まずこの反省の上に立って次の方向性を考える必要がある。今回を一つの教訓として、なぜ起きてしまったのか。これは、やはり先ほど申し上げましたように、いわゆるチェック機能の不十分さ等々が大きな原因だと思いますけれども、やはり今回かかわりました組織全体が今回のことを教訓とした反省の上に立って、今後のあるべきこと、まずそこが肝要だと思っております。今回の起きてしまったことに対する関係者全員が今回の反省の上に立って、まず何が原因だったのかということもやはり庁内で十分精査をし、今後の糧にしてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◆16番(宮戸光 議員) 私は、私に対して謝ってくださいという意味で発言しているわけではございません。やはり市民、そしてこの公式ガイドを購入された方々、また、いろんな方々がいらっしゃると思うんです。地域の方々もそうですし、神社仏閣、団体、個人含めて、いろんな方々に対して相当な御迷惑がかかってしまったということです。がしかし、今、市長からの御答弁でも、そういったことについては大変申しわけないという言葉もありました。ですので、今後こういった形が二度と起きないために、私は、先ほど来、調査検討委員会というんでしょうか、そういったものをやっぱり立ち上げて、そして議会に対してしっかりと報告をしていただくということだと思うんです。ですので、それらを速やかに履行していただかなきゃいけないというふうに思っておりますので、そのあたりについてもう一度お尋ねをさせていただきたいと思います。

◎副市長(新井信行) ただいまも申し上げましたように、今回起きてしまった原因、これは何だったのかなというふうに、やはりまず庁内で反省する場があってしかるべきだというふうに考えております。今、調査検討委員会ということでございますけれども、まず庁内で今回の反省の上に立って、今後のことを関係者全員が共通理解をする必要があろうかと思いますので、その辺のところについては、今議員御指摘のような形でまず庁内の反省の上に立って、起きてしまったことに対する関係者が共通理解をした上で今後の取り組みをしていく必要があろうかなと思いますので、まず庁内から進めさせていただきたいと思います。

◆16番(宮戸光 議員) 今御答弁いただきましたので、まず庁内から始めるということでございましたので、ぜひ始めていただきたいと思います。
最後にちょっと意見とか要望とか、そういう形で述べさせていただきたいと思います。
繰り返しますけれども、決してこの検定が私はいけないと思って当初質問をしたわけではございません。むしろしっかりとした形で魅力ある藤沢を発信できる、こういった部分について取り組みを行っていただきたいと思ったわけでございます。しかしながら、事のてんまつがこういう形であったと。これは恐らく、市の施策でいろんなものがあると思いますが、市長就任以来、各施策、各事業ということで、今回この藤沢検定ということで質問させていただいておりますけれども、やはり氷山の一角なのかなというふうに思うところもあるんです。いろいろなものがございます。善行六丁目の問題もございますし、そしてまた、これは次回に質問させていただきたいと思いますが、辻堂のアーバンライフサポートプラザの問題、こういった問題もあるのかなというふうに思います。そしてまた、地域経営会議の問題もあったり、あと、内部統制の条例化に向けた取り組みであるだとか、さまざまあるわけでございますけれども、やはり一番は、職員の方々をいかに信頼して業務、施策、事業を進めていくか、こういうことだろうというふうに思うわけです。ですので、職員を信頼しながら各事業を進めていただきたいというふうに思います。そうすることによって、市民サービスの向上にもつながるのかなと思うわけです。
先ほどの御答弁でも、やはりちょっと数字が違ってみたり、いろんなことが出てくるわけでございます。人間ミスはつきものですが、ミスをしてからいかにそれを克服していくかだというふうに思うんです。ですので、このあたりについてしっかりとした形で各事業、各施策、いろいろあると思いますが、進めていただきたいと思います。
最後になりますけれども、市長室の前に「報民」という書が2階のところに書かれております。寺原聖山先生の書物。書かれた書でありますけれども、諸葛孔明が言われた言葉でもあるということでございまして、民に報いるという意味でございますけれども、しっかりと民に報いていただく。それが市長の政治姿勢。しっかりと行っていただきたいということを最後に申し添えて、一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。