平成21年度藤沢市一般会計補正予算討論(平成21年9月14日)

議会にて

◆1番(宮戸光 議員) それでは、議案第24号平成21年度藤沢市一般会計補正予算(第4号)について、湘光クラブの討論を行わせていただきます。
今回の補正予算は、国からの各種、数にして10件ほどの補助金、交付金制度の活用によるものであると存じます。補助金、交付金の各要綱も確認させていただきましたが、補助の年数、施設設備などの内容、金額、申請先の別、同じように見える補助金、交付金であっても微妙に違う点など、情報収集には相当の力を注いでいるかと存じます。今回の政権交代によりこれら制度が廃止や凍結、執行停止になることが想定されております。総務常任委員会では、何らかの影響が想定される、現在のところ不透明という御答弁でありました。これより先しばらくの間に激変することが想定されます。藤沢市民の生活後退をさせることなくしっかりと情報収集をしていただき、安定した安心安全の市民サービスにつないでいただくことを強く要望いたします。
次に、参議院議員補欠選挙費からです。(資料を提示)こちらをごらんください。先般質問させていただきました本市の姉妹都市松本市で行っている駅前期日前投票所の写真を松本市議会事務局、そして松本市選挙管理委員会の御協力により送付していただきましたので、御紹介いたします。
このたび、初めてJRの松本駅改札口前の自由通路に幅4.8メートル、長さ15メートル、高さ2.1メートルにて仮設の壁で四方を囲み設置されました。投票時間は午前8時半から午後8時までだそうです。昼間は、選挙管理者、また選挙立会人、選挙従事者など8人が常駐、夜間は投票箱や電子機器を本庁に持ち帰り盗難や紛失を防いだそうであります。選管事務局の話では、自由通路は1日3万人以上が利用しており、だれもが知っている場所、直接駅に用事がない方でも利用しやすかったのではとのことでありました。投票率ですが、8カ所期日前投票所がある中、この自由通路は全体の約28%の投票数を占めるとのことでした。また、全投票者数中に占めるこの自由通路の期日前投票所の割合ですが、これは約6%ということで、相当の数字を上げられました。(資料を提示)仮に本市内の場合は、JR藤沢駅の1日当たりの平均乗降者数10万2,629人、辻堂駅は平均4万5,666人でありますので、相当の投票率アップが見込めることと存じます。気になる費用の面ですが、今回の衆議院選挙では、人件費、投票システム、パソコン費用、その他の事務費込みで11日間の工程で200万円だそうであります。
公職選挙法第39条によれば、期日前投票所を含めた投票所というのは、市役所、町村役場、または市町村の選挙管理委員会の指定した場所に設けるとされております。ベルギーのように投票が国民の義務とされている国はともかく、民主主義の根幹である選挙の充実、投票率をアップさせることは地方自治体でも課題であると存じます。有権者が投票しやすい環境づくり、全国で一番投票率の高い開かれた民主主義の行政にしたいものです。今後、西北部の御所見市民センターを含めた各市民センターの拡充、また、姉妹都市の松本市が行っている駅前投票所など、実施に向け取り組んでいただくことを要望いたします。また、あわせて、不在者投票システムの拡充も要望いたします。
次に、水産業活性化設備導入事業補助金からです。今回の定置網で漁獲した魚などの選別を行う装置の購入についてですが、資金投入、設備投資をするからには、導入後の経済効果、目標値の設定、計画書の作成はしなければならないと存じます。開かれた行政、地産地消のためでもあります。要望いたします。

議会にて

先般の御答弁に、藤沢市漁業協同組合が中心的に行っている地引き網漁業について、古くから行われてきた伝統ある漁法であると同時に、近年では観光地引き網が盛んに行われ、本市の貴重な観光資源となっております。また、小中学生に対しましては、漁業体験を通じて海洋環境を学習する場としても重要な役割を担っていただいていると認識しているという御答弁でございました。(資料を提示)これは先般行われました鵠沼小学校の地引き網漁業体験の感想文でございます。ちょっと御紹介したいと思います。
本市の伝統であり、観光振興でもある、教育でも重要な役割の地引き網が、来年から残念ながら1網休業となるそうです。これにより本市内の地引き網は4網から3網となります。地引き網については昨年一般質問もさせていただきましたが、このままでは本市の漁業はどんどん衰退してしまいます。先週の9月8日火曜日の神奈川新聞では、神奈川県内の漁業経営体さらに減少と題打って、体力の弱い小規模経営体を中心に漁業従事者の減少に歯どめがかからない構図だと掲載されるほどでもあります。定置網漁ばかりではなく、地引き網漁やシラス引き網漁に対しても、早急な対応、支援を要望いたします。
定置網漁については、昨年度、定置網に付着したフジツボなどを海上で洗い落とすユニック、高圧洗浄機の購入に対し上限750万円の補助が行われました。また、定置網の購入費用も本市の融資、貸付補助を受け充実いたしました。それに対し、シラス引き網漁や地引き網漁についてはほとんど本市の補助はないそうであります。藤沢市漁業協同組合では、シラスを大漁に漁獲するために工夫された船に6,000万円、無添加のシラスを加工する装置に1,000万円、マイナス60度で保存できる冷蔵庫に2,000万円、乾燥室に300万円、食の安全のための金属探知機に150万円、そのほか、流通、販売まですべて漁師の独自財源で行っております。
このたび藤沢市漁業協同組合が独自財源にて建設予定にある地産地消ビーチポイント計画に本市として支援をしていただきたいところであります。本市には2つの漁業協同組合が存在しておりますが、どちらも本市の地産地消を担っていただいている漁業従事者であります。安全安心の食の供給のため、ぜひバランスのとれた援助をしていただきたく、強く要望させていただきたいと思います。
以上、意見、要望を述べさせていただき賛成の討論といたします。