私儀 宮戸みつるは、本任期をもちまして藤沢市議会議員を引退する決意を固め、平成31年3月20日に市議会本会議にてその表明を致しました。
その理由につきましては、遡り昨年4月30日のことになりますが、妻を含め家族が暴行事件に襲われました。
犯人は警察より検察庁へ書類送検されましたが、依然鵠沼橘に在住、犯人の実家は私ら家族が住む町内会と同様にて、私はもとより妻は複数の病院へ通院している状況が続いております。
昨年以来、危険と隣り合わせの日々が続いており、警察や担当医から転居の必要性のアドバイスを頂いておりました。
私が議員になって初めて一般質問したのが犯罪被害者支援についてでございましたが、奇しくも今になって初めて被害者の精神的・地理的に追い込まれた状況が理解分かりました。
議員の前に一人の夫として、男として、家族の大黒柱として、家族を守らならければならないとの気持ち、家族も守れない人間には市民を守ることは到底出来ない。
これまで私のわがままを聞いてくれた妻、家族の為、この任期で引退する決意を固めました。
想えば、3つの議場、3人の市長に会い、職員の皆様方や多くの議員さん、そして何と言っても市民の皆様方とのご縁を頂いたことは生涯の宝でありました。
これまで私は、100条委員会の委員や藤沢市政始まって以来の修正予算案の上程を提案者としてさせて頂き、また、5時間半も休憩になってしまった藤沢検定、アーバンライフサポートプラザ、火災報知器を外したBBQ大会、学校給食の公会計化、災害復興条例、復興基金条例の提案など多くの事柄ついても一般質問させて頂きました。
あっという間の12年間でありました。市民の皆様方の信託に応える為、ひたすらに走ってきた大変充実した12年間でありました。
これからは一歩二歩下がった所から見守らせて頂きます。
藤沢市の更なる発展と皆様方のご健勝ご多幸をご祈念申し上げます。
これまでの間、宮戸光にご支援を頂き、ありがとうございました。